こんにちは。
あたし藤和営業部のPよ。
いよいよ、あたしの嫌いな季節がやってきたわね。
梅雨でジメジメ・・・そして暑い夏。
世間もまだまだ大変な状況だけど梅雨と一緒に乗り越えましょ。
今回は「b7(ビーセブン)トラネクスト」という用紙を紹介するわ。
この用紙は「嵩高紙(かさだかし)」といって、紙の繊維の密度を低くして
紙自体の重さを軽くしたのにも関わらず、厚みがあるという紙なの。
書籍用紙として使われることが多いんだけど、一般的な書籍用紙に比べると「厚い割には軽い」から、
軽いのにボリューム感のある書籍が作れるということで出版元に喜ばれているわ。
【b7トラネクストの特徴】
・触った感じはサラっとしていて、紙本来の風合いが味わえるラフ調微塗工紙
・嵩高技術により、軽量ながら高い紙厚を実現
・比較的安価
・用紙の質感は生かしつつも、印刷箇所には適度なグロス感が出る
・書籍、カタログ、カレンダーなど様々な用途に使える
風合いもあって、比較的安価なのは嬉しいわね。
用紙は通常重量(キログラム)単価で取引されるから、
厚みが同等で同じ枚数の用紙を買うのであれば、
軽い嵩高紙の方が一般的な書籍用紙よりも安く買えるのよ。
書籍の本文や雑誌にこの用紙がよく使われるのは、
ボリューム感は落とさずにコストダウンが実現できちゃうからってわけね。
ただ一つ注意したいのは、冊子の表紙を厚くするために使いたい場合やカードなんかで使いたい場合は、
ちょっと暑さ・・・
じゃなくて「厚さ」が足りないかもしれないっていうところね。
あら、「質感もあって、もっと厚みのある、手頃な紙はないの?」・・・ですって?
それはまた次回に紹介するわね。
もう「あつい」って聞くと、アイスクリームが食べたくなるじゃない。
ちょっと買いに行ってくるわね。
次回の【ちょっと聞いてよ~!P隊長の用紙講座】も楽しみにしててちょうだい。
またね。