弊社が運用しているWEBサイト
【デザイナーのための印刷研究所】や
関連SNSでもご紹介している
「マットニスを使うことによって光沢部分を際立たせる」
という印刷手法があります。
例えばこれ。弊社の会社案内が入ったタトウケースです。
キャストコート紙に、マットニスを印刷することで絵柄を表現しています。
光沢感がある部分は何も印刷せず、用紙の光沢感をそのまま利用しています。
色を使用しなくても、光沢感のみで絵柄を表現できるので
洗練された印象になりおすすめです。
シンプルな墨や金の小さい文字や細い線などと相性が良いです。
−−−−−−−−−−−−−−−−
「実際に作ってみたい!」という方のために
この印刷データの作り方について簡単にお話ししたいと思います。
冒頭でご紹介したタトウケースの印刷データはこのようになっています。
(写真に写っている面のデータです)
マットにしたい部分に1色のオブジェクトデータをレイアウトします 。
※マットにしたい部分はC(シアン)100%で作っています
ついつい光らせたい部分にデータを作ってしまいたい衝動に駆られますが
ここはぐっとこらえて、光らせないマットニス部分にデータを作ってください。
下の例も、「月と星を光らせたい!」と思うがままに月と星のデータを置いてしまうと、
光沢部分と非光沢部分が反転状態で表現されてしまいます。
(こちらはK100%で作成)
光らせたいところは白く残すのが正解です。
背景がマットの場合は、背景に1色のベタ※を置き、
光沢部分は白ヌキのデータを作成してください。
※1色=CMYKいずれかの色(今回の表現では100%のベタ推奨)
光沢感の差で美しい光の表現を、印刷で。
是非お試しください。
【参考】
マットニスで際立つ |デザイナーのための印刷研究所
https://www.towaprintinglab.com/project-14
◎印刷のお問い合わせはホームページ問い合わせフォーム
もしくは下記電話番号までお気軽にご連絡ください!
―三鷹、吉祥寺・新宿区神楽坂・埼玉県戸田市で印刷会社をお探しなら―
株式会社 藤和
TEL:03-5228-2351(藤和 営業部)
オンライン印刷相談窓口【 P-TEAM 】始動!
オンラインでの打ち合わせをご希望の方はお気軽に こちら よりご予約ください。