いきなりですが、校正ってご存知ですか？
校正（こうせい/proofreading）
印刷物等の字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正すること。
…とあるように
大量の印刷物を刷る前に、内容や色を確認するものになります。
それが最終印刷時の見本にもなるので、「いざ印刷！」となったときに色が合わない・・・などの不具合を避けるためにも、校正の精度は重要になってきます。
校正と言っても様々な種類があります。
インクジェットプリンターで出力するような簡易校正もありますが
他によく聞くのは平台校正とか、本機校正とか。
平台校正とは本紙校正とも呼ばれ、本番と同じ用紙に専用の機械で印刷するものです。
実際の印刷と同じ紙で刷れるので出来上がりイメージが確認できます。また、使用する用紙も少なく済むので安価に抑えられます。
しかし実際の印刷とは刷る時の速さ・圧力、またインキの硬さなどが違うためにドットゲインが変わり、色が合わない※という問題点があります。※それを調整する熟練の技術を掲げている平台校正屋さんはもちろんあります。
やっぱり実際の印刷機でテストしたほうがいいんじゃないの？
ということで・・・
色にもこだわりたい方必見！本機校正！（じゃじゃーん！）
本機校正とは、本番と同じ機械・同じ紙・同じインキ・同じ印刷環境で印刷する校正です。
完全に本番と同じ条件で印刷するので、本番もそれと同じ色で印刷されます。
本番の色が実際に紙面で見れるので、それを基準にすることで効率良く精度の高い色修正なども可能になります。
一般的には平台校正よりは比較的金額がお高いかと思われますが、大きいポスターやページ物などの場合は平台校正よりも安かったりするんです！
印刷物を思った色で、安心して刷るために。
一度印刷前の本機校正を検討してみてはいかがでしょうか？
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