販促物や広報ツールで、限られた色数でもしっかり印象に残すデザインを考えている方へ。
今回は「モノクロ×蛍光オレンジ」という、シンプルながら目を引く色使いを取り入れた
ポストカードの印刷事例をご紹介します。
色の強さと静けさを組み合わせることで、伝えたいメッセージをより引き立てるヒントが見つかるかもしれません。
あえて色数を絞るからこそできる表現を、ぜひご覧ください。
実例①|モノクロのビジュアルを効果的に引き出す
イラストは白と黒のモノクロで構成されたメインビジュアル。
ロゴやメッセージ、背景の一部に蛍光オレンジを使うことで、イラストの印象をより強く引き出すデザインになっています。落ち着いたモノクロに蛍光が加わることで、画面にメリハリが生まれ、視覚的なアクセントになります。
現代アート展・アニメや漫画などのイベント関連、音楽バンドやDJイベント関連など、世界観で見せたいアート・カルチャー系や、カルチャー性を活かしたプロモーションやグッズ展開などにおすすめです。
実例②|線画と文字、別次元で魅せるレイヤー感
黒の線画イラストに、蛍光オレンジの文字要素を重ねたデザイン。
異なる質感のビジュアルを掛け合わせることで、印刷面に自然な奥行きが生まれています。
蛍光のタイポグラフィが、構図の一部としてイラストと響き合いながら、全体の印象を引き締めています。
落ち着いた中に印象を残したい、ファッション・ライフスタイルなど高感度な業界の販促にもフィットします。
実例③|幾何学 × 蛍光、パターンの中に感情を
こちらはモノクロの幾何学模様に、ポイントで蛍光オレンジを配置したパターンデザイン。
色は感覚的なアクセントとして用いられ、全体に軽やかさと遊び心を加えています。シンプルな模様と鮮やかな色の対比が、控えめながら紙面に魅力的な表情を生み出します。
軽やかさと遊び心をそえたこの表現は、文具や雑貨、ライフスタイル系ブランドの印刷物にもぴったりです。
実例④|POPにも。メッセージが“響く”蛍光ベタ
全面にひいた蛍光オレンジのベタの上に、モノクロのイラストとメッセージをのせたデザイン。
デザインは極めてシンプルなのに、とにかく目立つ。伝わる。刺さる。
ただ派手なだけでなく、蛍光色が言葉の存在感をしっかりサポートしているのを感じられます。
短い言葉でも、しっかり印象に残る効果を実感できます。
メッセージの力をしっかり届けたい販促物や展示ツール、POP・キャンペーン告知など、さまざまな販促シーンにおすすめです。
蛍光オレンジは、仕上がりで差が出る。
蛍光オレンジは、印刷で再現できる色の中でも特に存在感の強い色です。
そのため、使い方次第で印象が大きく変わる色でもあります。
今回ご紹介した「モノクロ×蛍光オレンジ」は、色数をあえて抑えることで、情報と感覚のバランスを取ったデザインに仕上げるひとつの方法です。
✓ 必ず見せたいポイントにだけ色をのせて、印象を強める。
✓ 色の力で自然と視線を導き、伝えたい場所に注目を集める。
✓ 形ではなく、“色” で記憶に残るデザインをつくる。
こうした意識をもって作られた印刷物には、確かな説得力を持たせることができます。
ぜひ、「蛍光色×モノクロ」のデザインに挑戦してみてください。
デザイン案をお持ちの方で、蛍光色の使い方やデータの作り方、見せ方などでお悩みの場合はご相談ください。
印刷会社として、さまざまな目線から最適な表現方法をご提案いたします。
サンプルをご覧いただけます
蛍光を使った印刷案件をご検討中の方に、サンプルをお送りしています。
実際の印刷物をご覧いただくと、蛍光色の“効かせ方”がよく分かります。
販促物・グッズ・店頭ツールなどへの応用もお気軽にご相談ください。