お久しぶりね、藤和営業部のPよ。
毎日暑くてほんと参っちゃうっ!みなさんはお変わりないかしら?
今日はトレーシングペーパーを紹介するわね。
トレペってやつね。みんな一度は見たことあるわよね?半透明で、下の文字や絵柄がうっすら透けて見える、あの独特の紙。そうそう、昔好きな漫画を透かしてなぞったりした人もいるんじゃないかしら?
透かすことで素敵な高級感が出せたりするので私も大好きな紙よ。
こんな時に使える!トレーシングペーパーを使った事例
サラッとした滑らかな質感で透け感もキレイ。表紙や招待状に重ねるだけで「なんか高級!」っていう雰囲気が出せちゃう。あとね、かわいいデザインにも持ってこいなのよ。コットンのようなふわっとした印象が出せていいのよね。
まさに魔法の紙。弊社でも印刷できるのよ。うちではクラシコトレーシングを使って印刷することが多いわね。
じゃあここからはトレペを使うのにおすすめのシーン&アイテムを紹介するわね。
●冊子の表紙や扉ページで奥行き感を出したいとき
カタログやパンフレットの表紙や扉にトレペを重ねる(入れる)だけで、普通の冊子とはひと味違う印象に!
デザイン性が高まって差別化にもなるわね。
クライアントに喜ばれる提案をお求めのデザイン事務所や広告代理店さんにもピッタリだと思うわ。
●パッケージやカタログで高級感を演出したいとき
パッケージや商品の仕切り紙などに透け感のあるトレペをプラスすることで、ラグジュアリー感がぐっとアップ。手に取った瞬間に特別感を感じさせられるわ。
化粧品・アパレル・高級食品など、ブランドの販促物で差をつけたい担当者様向けね。トレペでスリーブを制作してパッケージや表紙にあしらうのもいいわよね。
ちなみに、かわいい表現にも使えるので、かわいいパッケージデザインでも検討してみて欲しいわね。
●招待状やカードでワクワク感を演出したいとき
招待状の封筒やカードにもおすすめよ。重ねるだけで高級感が出るし、チラ見せでワクワク感の演出にもなるわね。ウェディング業界やイベント企画で、記憶に残るペーパーアイテムを作りたい人にもおすすめ!
●トレペを使うことで「らしい」印象を出したいとき
昔から設計図・図面をトレースするのに使ったトレーシングペーパーは建築・インテリア業界おなじみの紙なので、イメージにも自然とマッチするわ。トレースをイメージしたデザインとともに取り入れれば、建築・インテリア業界のイメージと強く結びついた「らしい」印象を演出できるの。
こんな感じで、トレペは建築やデザイン業界の人はもちろん、高級感を出したいカタログなどの冊子、アパレルや化粧品の販促DMやパッケージ、ウェディングのペーパーアイテムなんかにもピッタリなのよ。
トレーシングペーパー印刷のむずかしさ
トレペ印刷は難しいっていう話を聞いたことあるかしら?
実は印刷会社からすると、ちょっと乾きにくい紙ってことで注意が必要なのよね。
あと湿気に弱い紙なので、湿度の高い日には特に注意してるわ。
ここは経験を重ねてきた弊社の腕の見せ所ね!
あとは半透明だから、トレペの地の色が影響して色が沈んで見えちゃうというところかしら。鮮やかな色にしたいときは、データで明度と彩度を調整するとか、少し明るい特色を使うとか、下に白を引くとか、…ちょっと工夫するとぐっと素敵に仕上がるので、ぜひ相談してくださいね。
あとね、当たり前なんだけど…半透明なので、封筒制作時に糊やテープで貼り合わせる接着箇所が透けて見えるの。ここはご了承いただくしかないのよね。
おわりに
トレーシングペーパーは、印刷会社からすると正直ちょっと「難しい子」
でもね、ちょっとした工夫で他にはない表現ができるわ。特別感・高級感・ワクワク感やかわいらしさの演出に一役買うこと間違いなし!
「いつもと違うデザインを試してみたい!」
「紙でひと工夫して差をつけたい!」
そんな人は、ぜひトレーシングペーパーを使ってみてほしいわ。
印刷会社としても、腕の見せどころだしね。よろしくね。