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ちょっと聞いてよ~!P隊長の用紙講座 Vol.10 | 高光沢の紙 ー キャストコート紙

こんにちは、藤和営業部のPよ。

今回は、「写真やビジュアルをきれいに見せたい」「強さや華やかさを出したい」というような、
印象を一段あげたいときに選ばれるキャストコート紙を紹介するわね。

 

 

キャストコート紙ってどんな紙?

キャストコート紙は、片面が高い光沢感と平滑性を持つ印刷用紙。
なめらかでツヤツヤとしたグロス感があるので、

・インキが均一にのる
・網点の再現性が高い
・写真の発色がはっきり出る

といった特性があるの。
「ビジュアル勝負」の印刷物とは相性のいい紙ね。

 

 

一方で、表と裏で異なる表情を持つ紙でもあるの。表面は強いグロス感があるのに対して、裏面は上質紙のような落ち着いた風合いだったりするように質感が違うのよね。
だからこそ、この “差” が、設計次第で効いてくるってわけ。

ちなみに、裏面は銘柄によって上質紙・板紙などの非塗工紙だったり、コート紙・アート紙などの塗工紙だったりするのよ。だからこそ、何をどのように使うかは事前にしっかり決めて設計していきたいわね。

 

 

そうそう、キャストコート紙は、塗工した紙の表面を鏡面仕上げのドラムに押し当てて乾燥させることで、あの強い光沢を生み出しているんですって。
いわば “磨き上げられたツヤ” というわけ。だからこそ、一般的なコート紙よりも平滑で、よりグロス感のある仕上がりになるのね。

代表的な銘柄にはミラーコートエスプリコートなどがあって、厚さやベース原紙の違いによって表情も変わるから、用途に合わせて選びたいところね。

 

 

キャストコート紙が活きるアイテム例

キャストコート紙は、下記のようなアイテムに向いてるわ。

・写真をきれいに見せたい冊子・パンフレット表紙
・高級感や華やかさを出したいカード類
・ビジュアル重視のDM、ポストカード
・表は見た目、裏は書き込みやすさを持たせたいツール

写真の再現性と光沢感を活かせるので、印象を強めたい印刷物にぴったりの紙なのよ。

 

表裏の違いをどう使う?

たとえば冊子の表紙に使う場合

・外面は光沢を活かしてビジュアルを印象的に
・内面は上質のような落ち着いた質感で、可読性や筆記性を確保

といったように、同じ紙でも表裏で役割を分けられるの。
紙そのものの質感が、デザイン(機能)の一部になるというわけね。

 

 

ほかには…ポストカードやポイントカードなども◎
メインのビジュアル面は高い再現性を活かして鮮やかに見せ、裏面は宛名やメッセージを書きやすい設計にするのも実用的でいいわね。
裏面が非塗工タイプなら、スタンプ適性も高いわ。

 

 

マットニスを使った小技

キャストコートにマットニスを印刷すると、ニスを引いた部分と紙のツヤのコントラストが生まれ、光沢のある部分がキラッと目に止まる印刷表現になるの。
意外と知られていない魅力なので、ちょっとご紹介するわね。

 

 

これは、キャストコートのように艶のある紙にマットニスを重ねることで、紙の光沢とニスのマットな質感の対比が生まれる手法よ。デザインに合わせてうまく使えば、その視覚効果がしっかり効いてくるの。

詳しくは、下記リンク先でも解説しているので、よければこちらも参考にしてみてくださいね。

【印刷検証|マットニスで際立つ】

 

おわりに

印刷物を手に取ったとき「このツヤ、なんだかすごい」と感じる瞬間。
その印象をつくっているのは、デザインだけではなく、用紙の特性も大きく関係してる。

紙が変われば、同じデザインでも見え方は大きく変わるもの。
キャストコート紙は、光沢感と機能性を両立できる紙ね。
写真をきれいに見せたいときや、少し印象を強めたいときに、しっかり応えてくれる存在よ。

 

仕上がりの雰囲気は、最後は紙で決まる。
だからこそ、目的に合わせて選ぶことが大切だと思うわ。

それじゃ、また次回の用紙講座でお会いしましょう。またね。

 

 

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