こんにちは。
突然ですが、皆さまは「製本」というものをご存じでしょうか?
製本とは、紙を加工して「本に仕立てること」を言います。
製本にはたくさんの種類があるので、
実際に本を作る時にどんな製本が良いのか悩むという方も多いのでは・・・?
そんなわけで今回から数回にわたり、「製本」についてお話していこうと思います!
製本は「上製本」と「並製本」の大きく二つに分けることが出来ます。
上製本はハードカバーとも呼ばれており、表紙は本文とは別仕立てで作られます。
表紙は強度を出すため、ボール紙のような芯材に紙や布などをくるんで作成されます。
本文は綴じ加工、断裁仕上げをし、最後に表紙を付けて完成です。
仕上った時に、表紙は本文よりも一回りほど大きくなるのが特徴です。
アルバムや記念誌などによく使われ、作成にはコストも時間もかかりますが、見た目も立派で高級感があります。
長期保存したい場合や絵本のように強度を求める場合は、表紙が厚くしっかりした上製本がお勧めです。
一方、並製本はソフトカバーとも呼ばれ、
表紙は上製本のようにしっかりした厚みを出すための芯材を付けることはなく、
本文より少し厚めの用紙で作られることが多いです。(表紙と本文を同じ用紙にすることもあります)
表紙と本文を同時に綴じ、最後に断裁をして仕上げます。
並製本は中綴じ冊子や無線綴じ冊子のように、糊やホチキスなどで簡易的に作られたもので、
上製本に比べると比較的安価に作成することが出来ます。
並製本は雑誌や週刊誌、文庫本など私たちが日常的に目にする機会がとても多い製本です。
今回は「上製本」と「並製本」についての知識をご紹介しました。
では、実際本にするにはどのような綴じ方があるのでしょうか?
それについては、次回詳しく説明したいと思います!
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