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大事な色校正

こんにちは!スズキンです!
突然ですが、みなさんは 【色校正】 をご存じですか?

完成した印刷物を見た時、
「刷り上がりが、イメージと違う…」
「液晶モニター越しや、出力紙と色が全然違う…」

といった経験がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは、本番印刷をする前に、その印刷物の色を確認できていない事が原因の一つに挙げられます。
これを本番前に確認する試し刷りのことを 【色校正】といいます。

発注側(お客様)が元々イメージしていた色と、実際の印刷の色が違うという
トラブルを減らすためにも、色校正はとても重要です!

 

今回は、
色校正の中で弊社が推奨する【本機校正】
刷り上がりやコストなど、目的に応じて選ぶことができる【簡易校正】
についてお話しします。

 

■本機校正

本機校正は、本番と同じ環境(機械・用紙・インキなど)で印刷をするため、
色校正の段階から本番で再現される色の確認ができます。
特に、色に気を使う商品や有名人・キャラクターなどの案件時には
再現性が最も高い本機校正を推奨しています。
さらに、本機校正を取った後、それをもとに色補正を行うことで
より精度の高い品質を追求する事もできます。

実際、本機校正をしたあとに本番印刷をしたお客様の反応は、
「キャラクターの髪の毛、服や肌の色が、本機校正時と遜色ない仕上がりで安心した」
「とても気を使う不動産パンフレット案件のため、光の加減、影になる部分の濃度を本機校正で事前に確認できて本当に良かった」
などのお声をいただいております。

 

 

■簡易校正(その他 各種色校正)

本番と同じ用紙に印刷ができる本紙校正(平台校正/デジタル校正など)
大判プリンターで出力するインクジェットプルーフなど、簡易校正にはいくつかの種類があります。

●平台校正
・本番と同じ用紙を使うことができる
・刷版を出力したオフセット印刷方式
・本番とは環境(機械・インキなど)が異なるため、色の出方が違う
・通常のカラー印刷(CMYK)だけでなく、特色印刷も可能

●インクジェットデジタル校正
・本番と同じ用紙を使うことができる
・デジタル印刷機を使用したインクジェット方式
・1 日最低2 回のキャリブレーションを行い、色のブレが少なく、安定した刷り上がりが可能
・平台校正とは違い刷版の出力が不要なため、コストが抑えられる

●インクジェットプルーフ校正
・大判プリンタ―を使用して、専用用紙に印刷を行うインクジェット方式
・刷版の出力が不要で短納期・安価のため、色の傾向をつかむために使われる

補足ですが、弊社のインクジェットプルーフ校正は
“Japan Color 認証制度 標準印刷認証” を取得している印刷機とカラーマッチングさせています。
費用・納期の面で、本機校正はどうしても厳しい場合、こちらをご提案しております。

 

 

各色校正の特徴を下記にまとめました。(あくまで参考としてご覧ください)

 

 

色校正は発注側(お客様)が “イメージしている色で刷られるか” を確認するための重要な工程です。
実際紙に出力されることで、案件に関わるすべての人にとって共通の指標ができるので
言葉などによる曖昧な認識共有を回避することができます。

思い通りの製品を仕上げるため、進行案件に最適な色校正を取って、最高な製品を作り上げていただければ幸いです!
わたしたちも、お客様のご要望に沿った色校正のご提案をさせていただきます!

 

「色校正に関してより詳しく知りたい!」という方は
下記からお気軽にご連絡ください。

 

 

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