こんにちは。印刷課のYです!
今回はわたくし印刷オペレーターのYが、
色の見本となる原稿と印刷物の色を見比べる際に気を付けていることを3つお話します。
紙面に印刷された色はさまざまな要因で見え方が変わるので、これらは大事なポイントになります。
このポイントを抑えることで、色の合わせ込みの精度の向上に繋げます。
【その1】左右(上下)入れ替えて見る
原稿と印刷物の色が合っているか確認するときは左右(上下)入れ替えて色を見ます。
なぜなら色は置く場所によって光の当たり方の差などで違って見えるからです。
例:左に原稿、右に印刷物の色を比較したら印刷物の方が赤かった。
左右を置き換えたら右の原稿の方が赤かった。
光の当たり方の差などの理由で色が逆転したと考えられるので色が合っているという判断につながります。
【その2】印刷物を切って見る
図の通り、龍の色を合わせたいけど目の錯覚(錯視)で色が合っているかが分かりづらい。
そんな時は絵柄をカットして他の絵柄の影響がない状態で色のチェックをします。
【その3】周りを隠して見る
その2と同じく、目の錯覚(錯視)で色が合っているかが分かりづらい時は
見たい色の周囲を隠して見ることがあります。
実際に左右(上下)の入れ替えを行った動画がこちらです。
【どっちが濃く見える?】
グラデーションの印刷物を色校正と色が合ってるか確認している時に「あれっ!?」って思った事はありませんか?そういう時はこの現象が起きている場合があります。左の方が濃く見えますが、入れ替えてみると・・・ pic.twitter.com/4vRsoTKb4M— P-TEAM“一緒につくる”印刷サービス【㈱藤和】 (@TOWA_P_TEAM) March 19, 2021
イメージしていただけたでしょうか?
これからもより原稿と同様な色の印刷ができるよう努め、お客様の印刷物を高品質で刷っていきます。